今日もレッツグルーヴ!
大好きな漫画 ラズウェル細木さんの「酒のほそ道」
上のひとコマはサクッと飲んだ後のお会計のシーンですが
この飲んで満たされて幸せそうな顔がなんとも・・・(#^.^#)
amazonで見てみると最新刊は39巻!
毎回エッセイのようなお酒にまつわる小話が続きます
お酒にまつわるネタが中心になるので
たぶんネタにはかなり苦労されているんだろうな~と思います
読んでいるとオチが同じというお話もあったように思います(笑)
同じような話だな~と思うことも・・・(笑)
上の絵のとおり、
このラズウェルさんが描かれる絵には独特の雰囲気があります
お酒ネタ、グルメネタが多いので食べものもたくさん出てきますが
美味しそう~と思えるような絵ではないですね(笑)
ただ、決して上手とは言えないけれども
なんとも言えない味があります
コンビニによくある「酒のほそ道」傑作選
コミックが39巻まで出ていますが
僕が最初に出会ったのはコンビニで売っている傑作選です
もう10年くらい前かな・・・家族旅行で訪れた観光地のコンビニで
ふと手にしたことがきっかけです
その魅力にあっという間にとりこになってしまい
今では手元に「傑作選」が何冊も・・・
お酒ネタですが
個人的に思ういちばんの魅力は日本人が忘れつつある「情緒」が感じられることです
たとえばこんな話が・・・
手元にある「冬の酒スペシャル(傑作選)」の『年の瀬の想い』というお話
>年末情緒を感じながら12月30日に寿司屋でネタをつまむ主人公(岩間宗達)
>12月30日の昼間は幸せそうに飲んで食べているのに
>その日の夜には「もう終わりだ」と友人にこぼします
>「まだ大晦日も正月もこれからなのに・・・」といぶかる友人に
>「大晦日から時間が物凄い速さで加速するからもう終わったようなもんなんだー!」
と嘆きます
>そこにそのバーのマスターが「30日はまだ数時間あるから、今を楽しみましょう・・」とたしなめる
・・・まぁこれだけの話なんですが
その年末の空気感のようなものを思い出しながら「わかるわかる」という頷く自分がいます
ほとんどのお話が僅か6ページで構成されているので展開がほとんどないのですが
それも楽でとてもいいんです
加えてお酒と食べ物のお話ばかりなのでほんと~に平和な雰囲気・・・
是非皆さんもその情緒を味わってみてください~
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