暗黒への挑戦

我がうちに秘める黒いネガティブなものを乗り越えて前進していくために日々綴る独りごと

RIP SLYME "黄昏サラウンド"

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RIP SLYMEの「黄昏サラウンド」

 

好みとか志向とかそういうのって

自分で思っているよりも強く持っているもんだなって思う

特に40を超えるくらい年を重ねてしまうと

そういう志向というものが固まり過ぎてしまって

安易に新しいものに手を出せないようになっている自分に気づくことがある

 

音楽にしても昔は「ジャケ買い」のようなことをしていた時もあった

好奇心だけで新しい世界を覗いてみようとしていた時もあった

 

ただ

それにしても受け入れることが出来るアーティストってそんなにいない

もちろん毛嫌いしてばかりではないが

それでもこれは聴きたいなって思える音楽ってそんなにあるわけじゃない

 

20歳を過ぎてからホントに好きになってのめり込んだアーティストって

両手があれば楽勝で数えることが出来るくらいのもの

それだけ感受性も衰えているのかもしれないけど

 

時間がないだけなのかもしれないけど

この曲のタイトルにもある「黄昏」という言葉

この黄昏の時間とか、意識することってなくなったよなぁって思う

 

とにかく

そんな今の自分が手を出したことを驚くアーティストがRIP SLYME

ジャンルはヒップホップになるんだろうけど

それだけでは語れないだけの奥の深さというものがある・・・のかな?

このあたりはよくわからないけれど

音楽が好きでやっているんだろうなってのだけは分かる気がする

 

そして

そのめずらしく自分が手を出したRIP SLYMEの曲の中で

あぁ・・・こういうのっていいよなぁ・・・というのが

メロウなチューンの「黄昏サラウンド」だ

 

このブログのタイトルの「暗黒への挑戦」もアースウィンド&ファイヤーの

ミディアムテンポのメロウチューンで

あぁ・・・というため息のようなものが思わず出てしまうものだが

この「あぁ・・・」というところはこの「黄昏サラウンド」も同じ

 

特に好きなのは

「舞い上がる気持ちと夕暮れにただようSound~」で始まるILMARIのパート

なんて言っていいのかわかんないけどなんだか良い

「束の間のConversation 始まったら火灯せよ」などの言葉もなんか響く

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言いたいことがうまく書けないけど

ビデオもすごく良い雰囲気だと思います

 

「やらないといけない」とか「こうでないとあかん」とか

自分が抱えるいろんな問題点や足りないところ

失ったものや失っていくもの

そういうことばかりに目を向けている自分に

「こういうのを味わいながらゆっくりでいいじゃん」と言ってやりたくなる

そんな気分にさせてくれる曲です

 

 

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