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暗黒への挑戦

我がうちに秘める黒いネガティブなものを乗り越えて前進していくために日々綴る独りごと

中島らもさんの「恋は底ぢから」

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路地裏は優しい・・・

 

 

中島らもさん、お久しぶりです

お元気ですか?

 

関西で生まれた僕は思春期の多感な時期にあなたにお会いしました

真面目に生きていた自分がどうしてあなたの文庫本を手にしたかはわかりません

でもこの本が今まで生きてきた自分のひとつの支えになっていることは確かです

らもさんの「恋は底ぢから」

 

何が何だかわからなくなったときに探していまう灯台のあかりのような・・・

 

面白可笑しく書かれた文章の中に滲み出る心の声

佐野元春が「瓦礫の中のゴールデンリング」と書いたような

笑い飛ばそうとしても飛ばせないような

何か大事なものを教えてくれている本だと思います

 

恋は病気の一種だ。

治療法はない。

ただしそれは世界中で一番美しい病気だ。

 

 

ふざけているようで真面目に優しい言葉たち

どうしようもない心をそっと抱いてくれる温かさ

愚かという言葉を超えて肯定してくれる強さと潔さ

諦めの中に見えてくる希望

 

そうやって一生を終えたあなただからこそ

またそこに残してくださった言葉たちが淡い光を放っています

 

 

山崎まさよしが唄った

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を

向かいのホーム 路地裏の窓

こんなところにいるはずもないのに

 

 

どうしようもなくなったときに手にする本なのかもしれません

らもさんの

「仕方ないよ病気なんだから・・・」と優しく囁く声が

今日も聞こえてくるような気がします

 

by カエレバ

 

 

 

 

 ありがとう×1852回