暗黒への挑戦

我がうちに秘める黒いネガティブなものを乗り越えて前進していくために日々綴る独りごと

『自分を変える気づきの瞑想法』

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(写真・著作者:amountaineer)

 

瞑想に興味があって何冊もの本を買っています

最近、特に興味があるのが

ヴィパッサナー瞑想というものなんです

 

 

瞑想の種類について

まずは瞑想の種類についてですが、

もともと瞑想というのは「サマタ瞑想」と「ヴィパッサナー瞑想」があるようです

 

「サマタ瞑想」は心を静める瞑想と言っても良いかと思います

マントラと呼ばれる言葉を唱えて浮かんでくる想いを整理していき

心を空っぽにする瞑想ですね

これは一般的な瞑想になるかと思います

 

もう一方の「ヴィパッサナー瞑想」の方は

心をありのままに観察する瞑想と言えるかと思います

本の説明を読むとそんな感じです

 

活動しながらでも自分の行動を「実況中継する」ことで

瞑想が行えるという初めて聞いたときにはちょっと驚きました

 

ヴィパッサナー瞑想」について

この「ヴィパッサナー瞑想」ですが、

座っての瞑想なら呼吸の観察をし、

歩きながらの瞑想なら「右足、左足、右足・・・」と

自分の動きを実況しながら歩くということで『思考をなくす』ことが出来、

今この時に集中することが出来るようになる・・・ということなんです

 

実は僕も何度も挑戦しようとして、

1日はやるのですが2日目にまで続いたことがないんです・・・

かなり本気にならないと出来ないですね

京都や千葉に施設があるそうなんですが、

そこに入って無理やりそういう環境に自分を置かないとなかなか出来ないような気がします

 

だから効果のほどをここでお伝えすることは出来ません

ごめんなさい

 

「人間的な生き方」とは

このヴィパッサナー瞑想のマニュアル本の「自分を変える気づきの瞑想法」ですが、

人間の脳についての記述があり、そこがとても興味深かったので紹介します

 

人間の脳は3種類に分かれるそうです

まず最初にさまざまな臓器を作るための非常に本能的な脳「原始脳」が出来るそうです

「生きたい!」「恐い!」という生存するための感情を出す原始的な脳だそうです

 

次に出来るのが、自分を生きやすくするための「哺乳類の脳」だそうです

この脳は自分の安全を守るために親や兄弟を大切にするなど、原始脳が「周りは敵!」と勝手に考えてしまうものを司る働きをするそうです

 

最後に出来るのが「大脳」です

理性ある脳で、時間をかけて育てていく脳だそうです

 

この本にすごく面白い例えが書かれていました

おいしいことで有名なラーメン屋に行ったときにものすごい行列が出来ていたとしたら、「並びたくない!待ちたくない!」という強烈な自我を発揮するのは原始脳だそうです

しかし考えることの出来る大脳と葛藤して、最終的に「食べるために並ぼう」と常識的な選択をすることになるそうです

この本にはこの例えを『これが人間的な生き方です』と書いてありました(笑)

 

この部分を読んでから、ラーメン屋で待ち時間が必要な時に「待つなら帰ろう」という友人を見るたびに「人間的な生き方が出来ない人だ(笑)」と心の中で笑ってしまうようになりました

もちろん自分自身も待ちたくない時に率先して「帰ろう」と言う時もありますので、本気で笑うことはないのですが

 

それから、ラーメン屋で行列の中で待っている人を見るたびに「人間的な生き方が出来る人たちだー(笑)」とも思うようになりました

 

そんなこんなでまだヴィパッサナー瞑想は出来ていませんが・・・

今年は是非取り組んでみたいと思います!