暗黒への挑戦

我がうちに秘める黒いネガティブなものを乗り越えて前進していくために日々綴る独りごと

ごみ問題について

そろそろお正月ムードも落ち着いて来た1月5日は

僕の住んでいる地域の年始最初のごみの日だった

それも「燃える(可燃)ごみの日」

 

これは年中通して思うんだけど

我が家はごみの量が多い

1回の燃えるごみの日に45リットルのごみ袋で2袋は必ず出す

 

だから年末年始でごみの日の間隔が空くとかなり大変なことになる

リビングの片隅がごみ袋で占領されてしまうのだ

年始のごみ袋の量は45リットルの袋で6袋もあった

 

年始だからこそ、ごみ問題について考えてみる

 

そして今朝は休みだったので

なんとなく普段は行かない朝マックに行って休日気分を楽しんだのだが

その往復の道でごみ袋で溢れかえった「ごみステーション」をあちこちで見ることになった

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写真はイメージですが本当にこんな感じで、凄いことになっていた

どれだけ出るんだ・・・と言葉を失うくらいのごみの山があちこちに・・・

 

年始ではあるが

このごみ問題を正しく理解しておこうと少し調べてみた

 

 

世界週末時計の今の時間は?

唐突だが、人類滅亡を午前0時にして計算される「世界週末時計」の今の時間をご存知だろうか?

この時計は米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が設置しているもので人類の残された時間をカウントするもの

実際にノーベル賞受賞者を含めた同誌の委員会が定期的に世界の現状を調査・分析し、危機が高まれば針を進め、危機が弱まれば針を戻しているそうです

 

僕は知らなかったのだが、今は「23時57分」だそうだ

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最も針が0時に近づいたのは1953年のアメリカとソ連が水爆実験に成功した時だそうだ

その時で2分前だったそうだ

今と同様に3分前だった時はと言うと・・・

1949年 ソ連が核実験に成功し、核兵器開発競争が始まったとき

1984年 米ソの軍拡競争が激化したとき・・・である

 

今はその頃と同じレベルでの危機に瀕していることになる

これは僕たちが考えている以上に現状は深刻であるということですよね・・・

 

 

 

3分前の理由としてあるものは・・・

現在の理由としては以下の2点だそうです

地球温暖化を防ぐ取り組みが不十分で気候変動への影響が避けがたいほど深刻になると想定されること

・アメリカやロシアの間で核軍縮の取り組みが進んでいないこと

 

米ソ間の核戦争による世界の終末というのは

ひと時の世界では最も恐れられていた事態ではあるが

今はそれと同等のレベルで地球温暖化が世界の終わりへの危険要素として考えられているということです

 

 

地球温暖化の原因「温室効果ガス」

地球温暖化と考えると思い浮かぶのが「温室効果ガス」である

この温室効果ガスの大気中の濃度が上昇すると、

本来は宇宙に向かって排出される赤外線が排出されなくなり、

結果として地球に向かって熱が再放出されることになる・・・これが地球温暖化の原因である

 

そしてこの温室効果ガスの中で最も日本で多く排出されているのが二酸化炭素

これは温室効果ガスの中でも6割を占めるそうだ

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廃棄物焼却により発生する二酸化炭素の割合は・・・?

そうなると考えるのが

ごみや廃棄物を焼却させることで出る二酸化炭素をなんとかしないと!ということだが

実際に廃棄物の焼却により発生する二酸化炭素の割合は4%ほどでしかないそうだ

つまり一般家庭で「ごみを少なくしよう!」で大きく貢献出来るものでもないということのようだ

 

 

「大量生産、大量消費」を見直す時期に

それよりも大きな要素として考えられるが

廃棄物になる製品や容器や包装の製造にかかるエネルギーと、流通にかかるエネルギーだそうだ

つまり、すぐ使ってすぐ捨てるいうライフスタイルや、寿命の短い製品、必要以上の過剰包装が問題だということで

「大量生産、大量消費」の前提からなる現在のシステムを見直さなければならないときに来ているのだろう

 

ごみ分別の問題も、分けて出すことにより運搬するエネルギーの方が問題だとも言われている

最近の楽天amazonによるネットによる消費も商品を運搬するエネルギーの点からすると考えるべき点があるのかもしれない

 

過剰包装という点ではamazonはちょっとなんとかならないのかな?・・・とは誰もが思うことだと思う(いろんな問題があって今の包装なんだとは思いますが・・・)

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amazonは大好きなので言いたくないのですが・・・)

 

 

 

私たちに出来る「身近な取り組み」

ちなみに地球温暖化に向けて私たちが出来る「身近な取り組み」として挙げられている項目の多くは車についてのことである

すなわち「無駄なアイドリングをやめる」「法定速度を守る」「無駄な荷物を積まない」「タイヤの空気圧を適正にする」など

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その他には「エアコンの使用を控える」「風呂の残り湯を洗濯に使う」「待機電力をストップさせる」などでとても地味なコツコツとした取り組みが求められるものが多い

ここでごみ処理問題について出てくるのは「買い物袋を持って歩き、過剰包装のものは避ける」だけである

案外と出来ることって少ないという印象を受けた

 

 

 

結論・・・(他力本願ですみません)

以上から

とても他力本願な結論ではあるが

ごみ処理問題については現在の過剰包装が主流の今としては取り組めることは少なく、

社会全体での変革、つまり「大量生産、大量消費」のシステムの変革こそが求められていると言えよう

新しいものこそが良いという考え方も、根本的なことではあるが改めていくべき時かと思う

それが大量廃棄を止めることになると思う

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個人で出来ることを軽んじてはいけないがとても少ないように思えた

過剰包装の問題も個人ではどうすることも出来ないものかと

逆に問題を問題として意識していくことは今まで以上にしてゆくべきかと

 

どうもここ20年から30年間の温室効果ガスの排出を抑制する努力がその先の未来の地球に大きな影響を残すようだ

 

 

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ACのCMの「消えるのは、砂浜だけじゃない」というコピーが今更ではあるが、胸に突き刺さる感じがした

 

 

 

 

 

 

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