大衆心理トレードを購入しましたので、
レビューしたいと思います。
「大衆心理トレード」はゴゴジャンで販売されている電子書籍です。
この「電子書籍」という分類にまず意味があると思います。
インジケーター(サインツール)やEAは新しい商品がよく出ている印象ですが、
電子書籍はあまり新しい商品は出てこない印象です。
おそらくインジケーター(サインツール)やEAは新しいものを作り易いんだと思います。
一方で電子書籍ですが、
基本的には手法をまとめたものが多いと思います。
時に環境認識や資産管理に特化したものもありますが、
この「大衆心理トレード」は手法をまとめたものとなります。
作者の方にお聞きしたところ、
①エントリーポイント・損切りポイント・利確ポイントは明確
②作者の方のトレードを言語化してテキストにまとめたもの(最も重要な部分を説明しているもの)
とのことでした。
作者の方はスィングや秒スキャなども試されたそうですが、
スィングは結果が出るまでに時間がかかり過ぎるため選択肢から外され、
EAもいろいろ試されたそうですが、
資金は減る一方のため、こちらも選択肢から外されたそうです。
この「大衆心理トレード¥は、
マルチタイムフレームは使わずに15分足を使って、
1回のトレードで20pipsを狙うというスタイルですが、
①高い勝率を残せるという点で精神的に崩壊しない
②夜だけチャートを見ていても資産を増やせる
以上の2点の理由でこのスタイルに落ち着かれたそうです。
ゴゴジャンの商品説明では、
FXは大きな資金で小さなpipsを取っていくのが勝ち筋だと、
スキャルピングを肯定している感じの表記がありますが、
スキャルピングは波が激しいことと、
精神的なストレスへの対処と時間の確保が大変なため、
15分足でのトレードスタイルになったということも言われています。
ほとんどの兼業トレーダーの方は、
日中には別の仕事をされているわけですから、
どうしてもトレードをするのは夜の時間か、
スィングトレードという選択になるかと思います。
ですが、
例えば1日2回チャートを見ればいいというスィングトレードの手法であっても、
実際はなかなかポジションが日中にも気になってしまって、
何度ももチャートチェックをしたり、
チャートを見てしまってポジションを余計なところでクローズしたりしてしまうなど、
なかなかルール通りにいかないという方もいらっしゃると思います。
以上から、
必然的に夜の時間のトレードが選択肢として残るわけですが、
そういう方こそ、
この「大衆心理トレード」を手にしていただくべきかと思います。
マルチタイムフレームは使わずに15分足を使って、
1回のトレードで20pipsを狙うという「大衆心理トレード」は、
作者の方の試行錯誤から生まれた手法であり、
それは私達のような兼業トレーダーにとって最も選びやすい選択肢となると言えるかと思います。